ことし1月から3月までの第1四半期の間、韓国の経済成長率が前の四半期に比べて1.1%増加し、OECD加盟国のなかで5番目に高い成長率となったことがわかりました。
OECD=経済協力開発機構が、OECD加盟国のうち、ことし第1四半期分の経済状況が把握されている23か国の資料を分析したところ、経済成長率の平均は0.5%でした。
23か国のうち、第1四半期の経済成長率がもっとも高かったのはラトビアの1.7%で、続いてポーランド1.6%、ハンガリーとチリが1.2%、韓国1.1%などの順となっています。
韓国の経済成長率は、去年9月から12月までの第4四半期はマイナス0.2%となり、OECD加盟国の35か国のなかでノルウェーに次いで34番目に低い成長率となっていました。
これについて専門家は、去年の第4四半期は大型連休の影響で操業日数が短かった影響で成長率が一時的に低下していていたため、ことし第1四半期は高い成長率となったものとみられると説明しています。