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社会

ウトロ地区平和記念館設立の募金開始、女優キム・ヘスも参加

Write: 2018-07-31 09:57:38

京都府のウトロ地区にかんする平和記念館を設立する目的で、韓国の非営利団体アルムダウン(美しい)財団が韓国の人気女優キム・ヘスとともに募金キャンペーンを開始したと、30日に発表しました。
キム・ヘスは、2005年ウトロ地区を支援するために発足した「ウトロ希望代表33人」に名を載せており、今回は平和記念館設立のために寄付し、ウトロ地区を紹介する映像のナレーションの収録にも協力しました。
アルムダウン財団の関係者はキャンペーンについて「ウトロ地区は無くなっても、差別に立ち向かって村を守ってきたウトロの人たちの歴史を記憶し語り継がせることができるよう、必ず平和記念館を設立する必要がある」とキャンペーンへの参加を呼びかけました。
ウトロ地区は1941年、京都府宇治市の飛行場設立に強制動員された朝鮮人たちが集まって暮らし始めた場所で、住民たちは、ここ数十年間 いつ撤去されるかわからないという不安の中で暮らしてきました。
こうした中、アルムダウン財団など、韓国と日本の市民団体や韓国政府が2010年ウトロ地区の土地の3分の1を買い入れ、宇治市が市営住宅を建てたことで問題が解決しました。市営住宅には去年の2月に39世帯が入居し、2棟目の住居も2~3年以内に完成する見込みです。

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