1人暮らし世帯の増加にともない、カップラーメン市場が急激に拡大しています。
韓国農水産食品流通公社(aT)が1日、まとめたところによりますと、ことし1月から3月期のカップラーメンの売上は、去年の同じ期間に比べて7.5%増えて、2034億ウォンだったということです。カップラーメンの売上の伸び率7.5%は、同じ期間のインスタントラーメン全体の売上の伸び率3.5%の2倍を上回ります。これに対して、袋入りのインスタントラーメンの売上は、去年の同じ期間に比べて1.3%増えて、3370億ウォンでした。2015年と去年を比較すると、インスタントラーメン全体の売上が7%伸びる間、カップラーメンの売上は、20.1%も増加したのに対して、袋入りのインスタントラーメンは0.8%の増加にとどまりました。これについて、韓国農水産食品流通公社は、「1人暮らし世帯が増えていることから、通常4袋から5袋入りのパックで売られる袋入りのインスタントラーメンより、1つずつ購入できるカップラーメンを好む傾向が強くなっている。コンビニで簡単に食べられることも影響したとみられる」と説明しています。