韓国で走行中のBMWの乗用車から出火する事故が相次いでいますが、4日にはBMWのサービスセンターによる安全点検で異常がないと判断された乗用車からも出火する事故が発生ました。
BMWコリアはリコールの対象となっている車種について、早期に安全点検を受けるよう要請していますが、安全点検で異常がないと判断された乗用車から出火したことから、安全点検がずさんだったのではないかとする指摘が出ています。
BMWコリアは、「職員の単純ミス」だとしていますが、問題となっている排気再循環システム装置の部品だけでなく、他の部品にも問題があるのではないかとする指摘も出ています。
国土交通部は、BMWが提出した資料をもとにすべての可能性を念頭に置いて原点から調査を進めるとしていますが。具体的な原因究明までには時間がかかる見通しです。
韓国ではことしに入ってからBMWの乗用車32台から発火する事故が発生しています。