文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が初めて60％を割り込み、就任以来もっとも低くなったことがわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が今月6日から8日まで全国の成人男女1500人あまりを対象にアンケート調査を行って9日、結果を発表したところによりますと、文大統領の支持率は、前の週に比べて5.2ポイント下がって58%だったということです。
これに対して、「支持しない」という回答は、5.4ポイント上がって35.8%、「わからない」や回答なしは、0.2ポイント下がって6.2%でした。
リアルメーターの週間の支持率調査で、60％を割り込んだのは、文大統領の就任以来初めてです。
リアルメーターは、政府がこのほど発表した、家庭向け電気料金の値下げ幅が国民の期待に遠く及ばなかったことなどが影響したものとみています。
一方、政党支持率は、与党「ともに民主党」が40.1%、最大野党「自由韓国党」が19.0%、「正義党」が14.5%、「正しい未来党」が5.3%、「民主平和党」が2.2%の順でした。