南北労働者統一サッカー大会に参加した北韓の代表団が12日、3日間の日程を終えて帰国しました。
北韓の代表団は帰国に先立って、ソウル郊外のモラン公園内にある労働運動家全泰壱(チョン・テイル)氏の墓地を訪れ、花を供えました。
南北労働者統一サッカー大会は1999年に北韓の平壌で初めて開催され、今回で4回目、2015年以来3年ぶりです。
サッカー大会が開催されたソウルのワールドカップ競技場には3万人余りの観衆が集まり、「統一旗」を振りながら、「われわれは一つ」「祖国統一」などと歓声をあげました。
南北の労働者団体は「板門店宣言を履行するための共同宣言文」を採択、10月4日に南北労働者代表会議を開き、定例の交流事業について協議することで合意しました。