この夏、ソウルでは熱帯夜となった日数と最高気温が33度以上の猛暑となった日数がこれまででもっとも多くなっています。
気象庁が14日に発表したところによりますと、14日の朝の最低気温は27度8分で、熱帯夜となりました。
熱帯夜は、午後6時から翌日の午前9時までの夜間の最低気温が、25度を上回る現象です。
熱帯夜は、ソウルで24日間続いていて、これまでで最も長くなっています。
麗水(ヨス)では27日間、大田(テジョン)では25日間続いています。
また、この夏、全国の平均気温が、日中の最高気温が33度以上の猛暑となった日は26.1日で、1994年の25.5日を上回り、これまでで最も多くなっています。
14日も、一部の地域では気温が38度まで上がるなど、全国的に猛暑が続いています。
疾病管理本部によりますと、熱中症患者数は5月20日から今月11日まで合わせて3800人あまりで、死者は47人に上ります。