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社会

中高年の孤独死 高齢者の孤独死上回る

Write: 2018-08-16 13:26:06

中高年の孤独死 高齢者の孤独死上回る

韓国では、40代と50代の中高年の孤独死が増えていて、高齢者の孤独死を上回っていることがわかりました。
韓国では死後3日、日本では7日以降見つかった場合を孤独死とみなしています。
韓国では、孤独死の公式な統計は取られていませんが、保健福祉部がおととし、まとめて、国会に提出した「無縁死者現況」によりますと、2015年の韓国国内での無縁死者数は、1245人でした。
このうち、40代と50代の男性は、全体の38.7%にあたる438人でした。
これは、65歳以上の男性と女性を合わせた386人を上回ります。
無縁死者数は、増加傾向にあり、2011年に682人だったものが2014年には1000人を超え、去年は、1800人に達したとみられます。
専門家らは、孤独死の増加の要因について、「失業や離婚率の上昇など経済・社会的な要因と福祉問題が複雑に絡まって増加している」と説明しています。
統計庁によりますと、韓国では毎月9700組、年間10万6000組の夫婦が離婚しています。
離婚して独身になった人や非婚の独身者が健康に異常が生じれば、孤独死につながる可能性が高いとされています。
専門家らは、「孤独死を防ぐためには、草の根のセーフティーネットを強化しなければならない」として、1人暮らし世帯の増加を反映した福祉政策が求められると指摘しています。

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