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政治

慶尚南道知事の逮捕状請求を棄却 ソウル中央地裁

Write: 2018-08-18 11:10:29Update: 2018-08-18 13:08:25

慶尚南道知事の逮捕状請求を棄却 ソウル中央地裁

Photo : YONHAP News

与党「ともにに民主党」の元党員らがインターネット上で世論操作をしたとされる事件で、ソウル中央地方裁判所は、元党員らと共謀した疑いが持たれている
文在寅大統領の腹心である金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事(50)に対する特別検察官からの逮捕状請求を18日、棄却しました。
逮捕状請求の却下について、裁判所は、「元党員との共謀関係に争いの余地があり、証拠隠滅の可能性が少ないことなどから、身柄を拘束する必要性を認めることは困難だ」としています。
特別検察官は、金慶尚南道知事がおととし11月、元党員らから世論操作用の不正ソフトウェアの説明を受け、使用を黙認したとして業務妨害容疑で逮捕状を請求していました。
この事件は、ことし1月、政府が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックでアイスホッケーの南北合同チームを結成する方針を決めたことについて、文政権を批判する書き込みへの賛同者数を不正に水増ししていた容疑者が与党「ともに民主党」の党員だったことがわかり、検察が元党員ら3人を業務妨害の疑いで逮捕し捜査を進めていました。
検察は、元党員らがおととしの大統領選挙で文大統領を支援したことへの見返りを党に求めたものの受け入れられなかったため、犯行に及んだとみて調べを進めていました。その後、事件に大統領の腹心が関与した疑いが浮上し、野党側の要求で政府から独立した特別検察官に捜査が委ねられることになったものです。
金慶洙知事の逮捕状の請求が棄却されたことで、特別検察官チームは25日までとなっている捜査期間をさらに延長しないで捜査を終える見込みです。

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