アメリカ国務省は、ポンペイオ国務長官の訪朝について「計画はない」としました。
米朝の非核化交渉再開が取り沙汰されている中、アメリカ国務省の報道官は11日の記者会見で、ポンペイオ国務長官の訪朝について、「まだ準備ができておらず、すぐに飛行機に乗るといった計画はない」と語りました。
ただ、北韓との間で多角的な対話が進められているとして、北韓との間で対話が継続していることを強調しました。
ポンペイオ長官は先月4度目の訪朝を予定していましたが、トランプ大統領が「北韓の非核化が進展していない」として、訪朝予定が取り止めになりましたが、金正恩国務委員長が韓国の特使団に「トランプ大統領の1期目の任期内に非核化を実現したい」と述べ、トランプ大統領に親書を送るなどして、非核化交渉の再開に向けた機運が高まっています。
一部には年内に2度目の米朝首脳会談が実現するのではないかとする見方もあります。