韓国と日本の国税庁のトップが18日、ソウルで会談し、双方の協力強化策について意見交換しました。
韓国国税庁によりますと、韓昇熙(ハン・スンヒ)国税庁長は18日、ソウル地方国税庁で日本国税庁の藤井健志長官と会談したということです。
両機関は会談で、双方の情報交換によって、域外脱税を摘発した成果を評価し、今月から始まった両国間の金融情報自動交換によって、今後、情報協力がさらに強化されることに期待を示しました。
両国は、多国間金融情報自動交換規定によって、今月から口座名義人の氏名、口座番号、所得金額などの金融情報を交換しています。
また、両機関は、国税相談センターの運営状況や非居住者の国内不動産譲渡税の管理状況などに関する経験や意見を交換しました。
両機関は、1990年から毎年、トップ会談を開いていて、来年の会議は東京で開催されます。