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社会

秋夕の供え物に冷凍食品 若者は大型連休に 

Write: 2018-09-24 14:32:25

秋夕の供え物に冷凍食品 若者は大型連休に 

Photo : YONHAP News

きょうは日本のお盆に当たる韓国の秋夕です。
家庭では家族が集まって先祖を供養する茶礼(チャレ)という法事を執り行い、お墓参りをするのが伝統ですが、最近は伝統的な要素は次第に色あせて、余暇を楽しむ大型連休というイメージが強くなっています。
若い世代の間では旧正月や秋夕は大型連休という認識が広がっていて、去年の秋夕のアンケート調査では、10人中6人が「秋夕は大型連休の一つだ」と答えています。
ということもあって、若い世代は帰省することなく、一人で過ごす人が増えています。
就業ポータルサイトの「リクルート」が最近、若年層1106人を対象に行った調査では、53%が「帰省するつもりはない」と答えました。
その理由としては、「会いに行く親戚がいない」が23%、「小言などを聞くのがストレスだ」20%などでした。
中には帰省することなく、連休を利用して視力矯正手術や整形手術をする人もいます。
そのため眼科や整形外科は,秋夕連休に売り上げが10%以上増え、2~3週間前に予約を締め切るということです。
また連休を利用して海外旅行に出かける人も増えています。去年の秋夕連休は、秋夕当日だけで102万人が海外旅行に出かけました。
前の年に比べると3.1倍も増えました。
今年も海外旅行に出かける人は増える見通しで、仁川国際空港は事実上の連休が始まった先週末から旅行客で込み合っています。
また、秋夕の供え物は心を込めて作るというのが伝統ですが、最近は簡単に調理できる冷凍食品を使う場合も増えています。
大型ディスカウントストアのイーマートによりますと、秋夕供え物関連の冷凍食品の売り上げは2014年は4億5000万ウォン程度でしたが、去年は12億4000万ウォンになり、3年間で3倍に増えました。
また先祖を供養する茶礼の法事そのものを省略するケースが増えていて、オンライン・ショッピングモールのTMONが30~40代の男女500人を対象に行った最近の調査では、38.8%が法事を行わないと答えました。
専門家はこうした変化について、一人世帯や共働き世帯の増加、核家族化で社会全体が変化していているため、伝統が色あせ、新たな形の風習が誕生することは避けられないと分析しています。

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