文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、ソウルでのイギリスBBC放送とのインタビューで、「終戦宣言は時間の問題であり、必ず実現すると信じている」と述べました。
この中で文大統領は、「終戦宣言は、北韓が一定の措置をとる場合、アメリカが数十年に及ぶ北韓との敵対関係に終止符を打つという政治的宣言になる」としたうえで、「終戦宣言を早期に実現させることが望ましいという点をめぐって、韓米間で十分に議論した」と説明しました。
一方、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が韓国政府による独自制裁の解除を検討していると発言し、波紋が広がったことについて、「国際的な制裁協力は維持される必要がある」として、安保理制裁の枠組みの中で南北協力を進める考えを示しました。