ソウルの南、京畿道果川(クァチョン)市にあるソウル大公園で、ことし5月に生まれたシベリアトラの赤ちゃん4頭が、12日から一般公開されました。
シベリアトラは韓国では通称「白頭山トラ」と呼ばれ、絶滅危機の野生動物1級に指定されています。
ソウル大公園でシベリアトラが繁殖に成功したのは2013年以来で、トラは普通、一度に2-3頭の赤ちゃんを産みますが、一度に4頭も生まれたのは世界的に珍しいとされています。
ことし5月に生まれたのは雌2頭、雄2頭で、先月末に離乳して肉を食べ始めており、体重は30キロ程度になっています。