国際収支の中で「韓流収支」と呼ばれている、文化・娯楽のサービス国際収支が増えていることがわかりました。
韓国銀行が12日、まとめたところによりますと、ことし8月の韓国の文化・娯楽サービスの収支は、4270万ドル余りの黒字で、去年4月以降でもっとも多くなりました。
このように「韓流収支」が黒字になったのは、韓国政府がアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム=THAADの韓国配備を認めたことに対して、中国政府が報復措置としてとっていた韓流コンテンツの制裁措置を緩和したこと、KPOPグループの「防弾少年団(BTS)」の人気をはじめ、KPOPが世界的に高い人気を得ていることによるものとみられます。
こうしたことを背景に、ことし1月から8月までの黒字は、去年より1430万ドル多い2億3500万ドルに達し、これまでで一番多かった2016年の63%にまで回復しました。