ことしの韓国は、情報通信技術や製造部門が好調の一方で、環境や企業改革部門では不振という見解が出されました。
韓国貿易協会は、毎年、経済や貿易状況などの関連指標170項目を分析し、世界ランキングをまとめています。
それによりますと、ことしの韓国は、｢情報通信技術の発展｣の項目で2位、｢インターネットの速度｣で1位、行政部門の電子化の度合いを指す｢電子政府指数｣で3位でした。
また、製造業関連の指標では、｢半導体の売り上げ高｣の項目で1位、｢携帯電話の出荷量｣で1位、加工前の鋼の｢粗鋼の生産量｣で6位、｢グローバル・ブランド価値｣で7位でした。
一方、環境汚染による経済への悪影響を指す「環境汚染影響度」の項目で9位、「大気汚染度」が41位でした。
また、産業界と大学との連携の具合を指す｢産学協力指数｣の項目で29位、各企業による新商品の開発や経営の改善に向けて行っている努力を指す｢企業革新力指数｣で31位でした。