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韓半島

金正恩国務委員長 「終戦宣言さほど重要じゃない」

Write: 2018-10-17 14:29:00Update: 2018-10-17 14:53:10

金正恩国務委員長 「終戦宣言さほど重要じゃない」

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩国務委員長は「終戦宣言はさほど重要でない」と語ったことがわかりました。
ワシントンの外交消息筋は15日、金正恩国務委員長にとって重要な関心事は終戦宣言ではなく制裁の緩和だと明らかにしました。
金正恩国務委員長はポンペイオ国務長官に会った席で、ポンペイオ国務長官が核計画リストの提出を求めたのに対して、アメリカが経済制裁の一部を緩和するなどの信頼できる相応の措置を取ってこそ、核計画リストの提出など、次の段階に進むことができると応じたということです。
北韓の国営朝鮮中央通信は16日、「アメリカ発のいかがわしい声は何を意味するのか」と題した論評で、アメリカによる制裁強化の動きを強く批判しました。
朝鮮中央通信は、核実験と弾道ミサイル発射を中止してから少なくない時間が流れた今、制裁を緩和するのが当然だとしたうえで、アメリカが制裁を継続しているのは北韓に対する敵視政策を維持することに他ならないと強調しました。
北韓はこれまで終戦宣言を継続して求めていましたが、今になって金正恩国務委員長が終戦宣言は重要ではないとしたのは、アメリカが終戦宣言に応じる可能性が高まっていると判断し、次の目標である制裁の緩和に重点を置いて交渉を進めるための手順ではないかと指摘されています。
一方、 北韓はビーガン北韓担当特別代表と崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官による実務者協議を依然として先送りしていますが、これも制裁緩和を求めていくための手順とみられます。
アメリカは最近、今週初めにも実務者協議を行うことを提案しましたが、北韓はこの提案についてこれといって対応していません。



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