南北閣僚級会談で合意した山林協力分科会談が22日、開城工業団地にある南北連絡事務所で開かれ、南北は、共同で防除を行い、育苗場の近代化を行うことになりました。
南北は、14日の開所以来、南北連絡事務所で初めて行われた会談で、来月から来年3月まで、マツ材線虫病の防除事業を、年内に育苗場10か所の近代化事業を進めることにしました。
連絡事務所に、山林庁の職員が常駐しているため、事前に具体的な議題の調整を行うことができました。
板門店の電話やファックスで調整を行っていたこれまでの方式より効率的になったわけです。
南北連絡事務所での会談は今月だけでも、保健医療分科会談や体育会談などと目白押しで、連絡事務所では民間の会談も開催することができます。
24時間365日常時連絡体制が整っているうえ、現在、協議中のインターネットの使用も可能になれば、連絡事務所は今後、実務会談の主な会場となりそうです。