去年の9月に政府が大気中のPM2.5濃度を下げるために積極的な低減対策を打ち出してから1年が経っています。
この対策により、ことしの9月までPM2.5の濃度は去年より1割近く下がっていますが、国民は逆に濃度が上がっていると感じています。
これを受け、政府は、高濃度PM2.5問題に対し災害対策並みの取り組みで対応し、政府を挙げて対策を設けることにしました。
車の場合、ディーゼルトラックをLPGトラックに変えた場合、車の大きさによって400万ウォン以上のディーゼルトラック廃車費用補助金を提供し、公共機関で利用しているディーゼル車は、2030年までに利用を完全に中止することにしました。
石炭火力発電所については、春は一時的に稼動を停止する「シャットダウン」発電所を現在の2基から4基に増やすことにしました。
PM2.5が中国などから流れてきていることを踏まえ、隣国とPM2.5低減のための共同研究や協力をより強化する一方、韓半島の空気の質を改善するために、共同の調査研究と協力事業も展開する計画です。