大統領府青瓦台が9日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、アメリカの中間選挙の結果がアメリカ国内外に及ぼす影響などについて議論しました。
青瓦台によりますと、「常任委員会では、アメリカ議会が、今回の選挙で上下両院で多数派が異なる「ねじれ」議会となったが、韓米同盟にもとづいて北韓問題の平和的解決や韓半島の平和定着に向けた韓国政府の取り組みについては、党派を超えて支持してきただけに、これまでの関係を維持するため引き続き努力することにした」ということです。
また、米朝高官級会談が早期に再開され、対話の弾みが続くよう、韓米間で緊密に協力していくことにしました。
一方、文大統領は8日、慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)で開かれた第1回韓露地方協力フォーラムに出席し、「アメリカと北韓は、首脳会談を準備していて、金委員長のソウル訪問も控えている」と強調しました。
米朝高官級会談は延期されたが、南北とアメリカの首脳外交の流れにはこれといった変化要因はないということを示唆したものとみられます。
また、プーチン大統領も韓半島の平和に向けた韓国政府の努力を支持していると説明しました。