文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、首相が首脳外交の1つの軸を担えるよう積極的に後押しする考えを示しました。
文大統領は9日、新任大使19人に信任状を手渡した席で、「中国は国家主席と首相がそれぞれ首脳外交を行い、議院内閣制の国は国王と首相がそれぞれ国を代表して首脳外交を行っている」と指摘し、そうすることでより多くの国と外交交渉を進めることができると強調しました。
そのうえで、文大統領は「わが国は首相が憲法上国政を総括することになっており、首相が首脳外交の役割を果たすことができる」として、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理の首脳外交を積極的に後押しする考えであることを明らかにしました。