13日からアメリカを訪れている趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官はアメリカのポンペイオ国務長官と現地時間の16日、ニューヨークで会談し、北韓の非核化を実現させるために韓米間で緊密に協力していくことで一致しました。
統一部によりますと、趙明均統一部長官は現地時間の16日午前9時から25分間にわたってポンペイオ国務長官と北韓の非核化問題について議論したということです。
両長官は、南北間の協力が続いている中、南北関係と北韓の非核化の進展を並行させるために、韓米間の緊密な協力が欠かせないとして、今後も両国がともに努力を続けていくことになりました。
一方、アメリカ国務省のヘザー・ナウアート報道官も会談の後、「北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が合意した北韓の最終的かつ完全に検証された非核化を実現するために韓米両国が緊密な協力を続けていくことにした」と述べました。
趙明均統一部長官は、13日から17日までワシントンとニューヨークに滞在し、韓半島の非核化と南北関係についての韓国政府の立場を説明し支持を求めています。