パプアニューギニアを訪れている文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、現地時間の17日、中国の習近平国家主席と会談し、韓半島の平和に向けて努力していくことで一致しました。
両首脳は、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するためにパプアニューギニアを訪れているもので、35分間にわたって会談しました。
この会談で文大統領は、「韓半島では平和の時代が開かれている。習近平国家主席が韓半島の情勢進展のために努力してくれていることに感謝する」と述べました。
そして「韓中両国は、東北アジアの繁栄と平和という戦略的利益が一致するだけに、両国関係の発展と韓半島の平和のためにより緊密に協力することを希望する」と述べました。
これに対して習近平国家主席は、「韓半島情勢の安定に向けた両国の協力が非常に効果を上げている。両国関係を正しい方向に発展させ、戦略的な意思の疎通を強化することは、両国の共同利益にも役立つ。この地域の恒久的平和と繁栄を維持するために両国がこれからも前向きな役割を果たすべきだ」と強調しました。
文大統領と習近平国家主席の会談は、文大統領の就任後、これで4回目となりました。