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政治

米国防相 韓米軍事演習の規模縮小へ

Write: 2018-11-22 12:32:38Update: 2018-11-22 18:26:06

Photo : YONHAP News

アメリカのマティス国防長官が来年春に予定されている韓米合同軍事演習の規模を縮小する方針を明らかにしました。
足踏み状態の北韓との非核化交渉を進展させる狙いがあるとみられます。
マティス国防長官は21日、来年春に予定されている韓米合同軍事演習「フォール・イーグル」について、「(北韓の非核化に向けた)外交の妨げにならない水準で実施するよう再編成している」と明らかにしました。
北韓が反発している韓米合同軍事演習の規模を縮小し、非核化交渉の進展を図る狙いがあるとみられます。
最近、米朝高官級会談が延期されるなど、米朝間のかけ引きが激化していることから、韓米当局が、軍事演習の規模の縮小に乗り出したものとみられます。
ただ、演習の中止ではなく、縮小ということで、北韓が反発する可能性が残ります。
韓米は来月予定されていた空中演習の「ビジラント・エース(Vigilant Ace)」も延期しています。
「フォール・イーグル」は、3つの代表的な韓米合同軍事演習のうち一つで、実際に兵力や装備を移動させる大規模な野外機動訓練です。
マティス国防長官はことし8月、北韓に圧力をかけようと演習再開の可能性を示唆しましたが、論議を呼ぶと、「まだ決まったことは何もない」として慎重姿勢を示しています。
このため、マティス長官の今回の演習縮小の発言について、米朝首脳会談を控えて、トランプ政権が北韓との交渉進展を図るためシグナルを送ったという見方が出ています。

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