第10回韓日著作権フォーラムが5日、ソウル・ロッテワールドタワーで開かれます。
今回のフォーラムは、韓国の文化体育観光部と日本の文化庁が共同で開催し、「日本の最新の著作権動向と懸案紹介」をテーマに、発表と討論が行われます。第1部では、上野達弘早稲田大教授が日本の改正著作権法について紹介し、第2部と第3部では、文化庁の担当者が日本の違法な複製物の現況や公演使用料の徴収経過と懸案について発表します。
このフォーラムは、「韓日著作権交流・協力に関する了解覚書」にもとづいて、両国の著作権に関する情報を共有し、交流・協力をさらに深めることを目的に2009年から毎年開催しています。
6日には、韓日の政府間会議が開かれます。
政府間会議では、両国の政策に関する情報を交換し、海外保護協力や韓日交流強化策について議論します。文化体育観光部は、「両国の著作権分野の一層の飛躍を願う。今後も両国の著作権環境や法的制度、経験などを共有し、交流・協力を引き続き強化していく方針だ」と話しています。