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政治

文大統領が緊急会議招集 金委員長のソウル訪問準備か

Write: 2018-12-07 15:13:35Update: 2018-12-07 20:19:32

文大統領が緊急会議招集 金委員長のソウル訪問準備か

Photo : KBS News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が6日午後、予告なしに参謀を集めて緊急会議を開き、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のソウル訪問に関する準備状況について議論したのではないかという見方が出ています。
当初予定されていた首席補佐官会議など青瓦台の定例の会議も、相次いで取り消されました。
7日付けの日刊紙「朝鮮日報」によりますと、政府は、文大統領が4日、アルゼンチンなど3か国の歴訪から帰った直後、金委員長宛に今月12日から14日のソウル訪問を提案する公式な招待状を送ったということです。
政府は最近、金委員長のソウル訪問をめぐって、北韓と数回にわたって接触し、北韓から年内の訪問についての前向きな回答を受けたとされます。
大統領府青瓦台の安保室は7日、金委員長の訪問日程についてソウルのアメリカ大使館の高官とも話し合いました。
青瓦台は公式には、「北からまだ連絡が来ていない」としていますが、政府や与党関係者の間では、「金委員長の訪問日程が事実上、決まっているが、警護の問題などを考慮して南北が発表の時期を調整しているのではないか」という声も出ています。
警護を担当する警察も、「金委員長の訪問の時期」について、神経を尖らせています。
ソウル市内の一部の警察署では、金委員長の韓国訪問に備えた独自の安全対策を検討しています。
KTX=高速鉄道ソウル駅を管轄するソウル南大門警察署は、金委員長が航空便ではなく、列車に乗って訪問する場合を想定して、警護作戦を準備しているもようです。
金委員長が、平壌駅と京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)の都羅山(トラサン)駅を結ぶ平釜(ピョンブ)線鉄道を利用して韓国入りし、都羅山駅とソウル駅を結ぶ京義(キョンイ)線の平和列車に乗り換えてソウルを訪れる可能性があるとされるからです。
これについて、青瓦台は公式には「決まったことは何もない」としています。

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