ことし1月から11月までの間、交通事故による死亡者数が、1年前に比べて10%減少したことがわかりました。
国土交通部と警察庁がまとめたところによりますと、ことし1月から11月までの間、交通事故によって死亡した人の数は3443人で、去年の同じ期間に比べて10.1%減少しました。
なかでも、ほかの時期に比べて事故の発生率が高い9月から11月までの間、歩行中に交通事故で死亡した人の数は398人で、1年前に比べて22.6%減少したということです。
これについて国土交通部は、歩行者を保護するため、全国の横断歩道3000か所に照明や柵などの安全装置を増やしたほか、青信号の点滅時間を長くするなどした対策が効果的だったものとみられると説明しています。