サラリーマンがことしの自らの状況を表す四字熟語に「多事多忙」が選ばれました。
多事多忙は、仕事や処理すべきことが多く、忙しいことを意味する四字熟語です。
韓国の就職情報サイト「インクルート」がサラリーマンや自営業者、求職者などの成人男女2971人を対象に行ったことしの四字熟語についての調査で、全体の14.2%が「多事多忙」を選び、最も多くを占めました。
続いて、枯れた木と冷えた灰、活気がなく情熱に欠けているという意味の「枯木死灰」、労多くして功少なしという意味「労而無功」が選ばれました。
サラリーマンの場合は「多事多忙」が最も多くを占めたのに対して、自営業者は、労多くして功少なしという意味「労而無功」を、求職者は、枯れた木と冷えた灰という意味の「枯木死灰」を最も多く選びました。
インクルートの関係者は、景気の落ち込みで苦戦している自営業者、就職難で意欲を失っている求職者の現状が反映されたと説明しました。