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韓半島

米シンクタンク 「南北鉄道連結は外交・地政学的に重要な成果」

Write: 2018-12-11 14:52:21

米シンクタンク 「南北鉄道連結は外交・地政学的に重要な成果」

Photo : YONHAP News

アメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が、南北鉄道連結の着工式は、外交的、地政学的に重要な成果になり得るという見方を示しました。
戦略国際問題研究所は、韓半島とユーラシア鉄道の連結事業に関する報告書で、「南北鉄道連結の着工式が近い時期に開催される可能性がある。着工式が行われれば、外交的、地政学的に重要な成果になり得る」と述べました。
また、「南北は両国関係を改善し、SOC=社会間接資本の近代化に向けた取り組みの一環として鉄道協力事業を進めている」と説明しました。
報告書は、「北韓の鉄道は老朽化が進んでいて、全面的な改善が必要なだけに、かなりの時間と費用がかかる」と指摘しましたが、「韓国がことし6月に、ヨーロッパとアジアの国際鉄道の運用を担当する国際機関の国際鉄道協力機構(OSJD)に加盟したことで、北韓に対して太陽政策が取られた金大中政権の2000年初めの南北鉄道協力より商業的に成功する可能性が、はるかに高まった」と評価しました。
国際鉄道協力機構の加盟国になれば、シベリア鉄道に加わることができるためです。
また、「なかでも、衛星写真を分析した結果、北韓の鑑湖(カムホ)駅は、線路の開設は終わっているが、そのほかの施設は完成していないとされる。南北の関心や支援からして、鑑湖と韓国の猪津(チェジン)を結ぶ区間は、将来、中国やロシアから浦項や釜山につながる韓半島東部の主な路線として活用される可能性が高い」という見通しを示しました。

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