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韓半島

大韓赤十字社会長 「映像での離散家族再会 解決期待」

Write: 2018-12-13 10:57:41Update: 2018-12-13 11:02:08

大韓赤十字社会長 「映像での離散家族再会 解決期待」

Photo : YONHAP News

大韓赤十字社の朴庚緒(パク・ギョンソ)会長は12日、韓国戦争などで生き別れになった南北離散家族の映像を通じた再会に向けて最後の段階まで調整を行っていると述べました。
政府系シンクタンク、統一研究院がソウルで開催した学術会議で明らかにしたものです。
冬を迎え高齢の離散家族の負担に配慮し、北韓の金剛山(クムガンサン)などでの再会行事を開催するより映像での再会を進めていることを意味する発言として受け止められています。
また、朴会長は、映像での再会が、北韓制裁問題などを調整する韓米作業部会(ワーキンググループ)の協議の対象になったことも明らかにしました。
朴会長は、20日前後にアメリカ国務省のビーガン北韓担当特別代表が韓国を訪問する予定であることに言及したうえで、「そのときに問題が解決するとみている」と述べており、ビーガン氏の韓国訪問に合わせて韓米作業部会の2回目の会合が韓国で開かれる可能性があるものとみられています。
南北は10月の閣僚級会談での合意にもとづき、金剛山の離散家族面会所の復旧、離散家族の映像での再会やビデオレター交換などについて文書で協議を行ってきました。
映像での再会に向けては2005~2007年に使われたシステムの改修が必要とされています。韓国側だけでなく北韓側で使われる設備もあるため、国際社会の対北韓制裁免除に関する協議が必要な状況で、韓国政府はアメリカともこの問題についての協議を行っているもようです。

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