南北の鉄道・道路の連結に関する実務協議が、13日午前、北韓の開城(ケソン)工業団地内の共同連絡事務所で始まりました。
韓国から共同連絡事務所のキム・チャンス事務処長、北韓からは黄忠誠(ファン・チュンソン)副所長が出席し、鉄道・道路の連結工事の着手式の場所や日程、形式、出席者などについて幅広く協議するものとみられています。
統一部は、年内に着手式を開催するため、実務協議を着実に進めていくとしています。
政府は、南北の鉄道・道路の連結に向けた共同調査が終わってから着手式を行う方針を示しており、まだ調査を行っていない東海(トンヘ)線の北韓側道路に関する共同調査の日程についても今回の協議で合意できるか、注目されます。
南北は、今月8日から東海線の北韓側道路に対する調査を始めており、10日間にわたっておよそ800キロメートル区間について鉄路や施設の状態を確認するとしています。
着手工式の開催日は、調査終了後、17日以降になるものとみられています。