大統領府青瓦台は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の専用機がアメリカの対北韓制裁の適用対象になっているため、G20歴訪の際アメリカではなくチェコを経由地にし、9月にニューヨークを訪問したときも、アメリカに制裁免除の要請をしたという朝鮮日報の報道について事実ではないと否定しました。
青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は、13日の定例会見で「この問題についてアメリカに制裁例外措置を要求したことがなく、韓国政府がアメリカに対北韓制裁の免除を申請したこともない」と述べ、遺憾を表明しました。
そのうえで金報道官は、「G20歴訪の際、チェコを経由地にしたのは制裁問題とは全く関係がない。給油や時差の問題を考慮するとともにチェコを経由することでチェコとの間で首脳外交の成果をあげることが目的だった」と説明しました。