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政治

6か国協議の韓露首席代表 ソウルで会談

Write: 2018-12-19 10:25:43

6か国協議の韓露首席代表 ソウルで会談

Photo : YONHAP News

北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国とロシアの首席代表が18日、ソウルで会談し、非核化と平和定着に向けた協力策について話し合いました。
6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長とロシア首席代表を務めるモルグロフ外務次官は18日、ソウルで会談しました。
李本部長は冒頭で、「完全な非核化と恒久的な平和構築において非常に重要な時期に、韓国とロシアの間で緊密なコミュニケーションが行われていることを嬉しく思う」と述べました。
また、南北、米朝、朝ロ間の対話について言及し、「こうした対話の弾みは、韓国とロシアを含む関係国の努力のたまものだ」と評価しました。
李本部長は、「しかし、克服すべき課題も山積している。様々な課題を乗り越え、対話を続けていくためには、国際社会の協力と支援が必要だ。国連安全保障理事会常任理事国のロシアの役割が大変重要だ」と強調しました。
これに対してモルグロフ次官は、「ことしは、関係国の共同の努力によって韓半島を取り巻く軍事的緊張緩和や南北交流の再開、米朝関係の改善という成果を成し遂げた年だ。なかでも注目したいのは、ロシアと中国が共同で提案したロードマップにもとづいてこうした状況が実現したということだ」と強調しました。
また、南北鉄道連結に向けた共同調査や着手式などに触れ、「南北間の経済協力が深まり、実際の成果を上げていることは喜ばしいことだ。南北関係の改善は、韓半島をはじめ北東アジアで安定的な基盤を作ることだ」と述べました。
両国は会談で、最近の韓半島情勢を共有し、こう着状態にある非核化交渉を促進するための協力策について話し合ったとされます。
また、来年の北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のロシア訪問についても意見交換したとみられます。

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