アメリカと北韓は韓国戦争で行方不明になったアメリカ兵の遺骨発掘に向けて書簡を交換していることが分かりました。
アメリカ政府系放送のボイス・オブ・アメリカは19日、国防当局者の話として、アメリカ国防総省が当初希望していた来年春に遺骨の共同発掘作業を再開する可能性があるとしたうえで、アメリカ国防当局者と北韓の朝鮮人民軍の関係者がこの問題について 書簡を交換しているとしました。
アメリカ国防当局者は、6月の米朝首脳会談で双方は行方不明兵の遺骨の回収に尽力することに合意していると指摘し、発掘作業を再開するために北韓の関係者に直接会うための準備を進めているとしました。
北韓は7月に韓国戦争で死亡したアメリカ兵のものとされる遺骨55体をアメリカ側に返還し、そのうち2体の身元が確認されています。