GTX=首都圏広域急行鉄道-A路線事業の雲井と三成を結ぶ区間の着工式が27日、行われます。
国土交通部が25日、発表したところによりますと、GTX-A路線事業の雲井と三成を結ぶ区間の実施計画を26日、承認し、27日午後1時に京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市のKINTEXで着工式を行うということです。
着工式には、金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通部長官をはじめ、自治体の首長、国会議員、事業関係者、市民など600人あまりが出席します。
GTXは、韓国で初めて建設される大深度都心高速鉄道で、地下40メートル以上の大深度地下のトンネルを、時速180キロで列車が走る広域交通施設です。
路線を直線化することで、首都圏から都心まで30分以内に到着することができるように設計しています。
GTX‐A路線は、京畿道北部の坡州(パジュ)市雲井(ウンジョン)~高陽市一山(イルサン)~ソウル三成(サムソン)~京畿道南部の華城(ファソン)市東灘(トンタン)を結ぶ83.1キロ区間で、このうち三成から東灘までの区間は、去年3月に工事が始まりました。
GTX‐A路線が開通すれば、雲井~ソウル駅は20分、KINTEX~ソウル駅は16分、三成~東灘は22分と、移動時間がいまの4分の1ほどに縮まります。
この路線は、およそ60か月間の工事を経て、2023年末に開通する見通しです。