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国際

金正恩氏の訪中 米国は慎重な姿勢

Write: 2019-01-08 14:22:07Update: 2019-01-08 14:36:25

金正恩氏の訪中 米国は慎重な姿勢

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の中国訪問について、アメリカは公式の論評を控え、慎重な姿勢を示す一方で、中国に対し、北韓の非核化に向けた協力を呼びかけました。
アメリカのポンペイオ国務長官は、現地時間の7日に放送されたCNBCテレビのインタビューで、中国が米中貿易戦争と北韓の非核化を関連付ける可能性について問われると、「中国は、二つの問題が別個の事案であることを明確にしてきた」と述べました。そのうえで、「中国は、北韓の核が世界に及ぼす危険を減らす努力において良きパートナーだった。これからもそうあり続けることを期待する」と述べ、中国に対し、北韓の非核化に向けた協力を呼びかけました。
2回目の米朝首脳会談を前に、金委員長と習近平主席との会談が北韓に対する制裁と圧力での連携を乱すことを懸念しているものとみられます。
金委員長の今回の中国訪問で2回目の米朝首脳会談の開催が早期に行われる可能性が高くなったとする見方も出ています。
去年5月、2回目の中朝首脳会談後にポンペイオ国務長官が北韓を訪問し、北韓に抑留されていたアメリカ人が開放され、その直後にトランプ大統領は1回目の米朝首脳会談の開催を発表しています。
さらに、ベトナムで米朝が接触し、2回目の首脳会談に向けた調整を進めたと報じられていることから、会談開催に関する発表が近く行われるとの観測が出ています。

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