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スポーツ

スケート界 「性的暴行の被害者はさらにいる」

Write: 2019-01-10 13:10:34Update: 2019-01-10 16:37:58

スケート界 「性的暴行の被害者はさらにいる」

Photo : YONHAP News

スピードスケート・ショートトラック女子の韓国代表として平昌冬季オリンピックなどに出場し、金メダルを獲得した沈錫希(シム・ソクヒ)選手が、代表チームのコーチから性的暴行を受けたことが明らかになりましたが、沈選手のほかにも被害者が数人いるという主張が出て、波紋が広がっています。
スケート選手や指導者でつくる「若き氷上人連帯」の代表を務めるショートトラック韓国代表の元コーチ、ヨ・ジュンヒョン氏は10日、ラジオ番組に出演し、「スケート界の性的暴行は、私たちが把握しているものだけでさらに5、6件ある」と明らかにしました。
ヨ氏は、「指導者のパワーが強いため、こうしたことが頻繁に起きているようだ。懲戒処分を受けたコーチがそのあとも再び復帰できる構造も、暴行や性的暴行が繰り返される要因となっている」と主張しました。
一方、「若き氷上人連帯」は9日、声明を発表し、「沈選手のほかにも、スケート界の実力者によるセクハラ、性的暴行などに悩まされてきた選手は大勢いる」と主張しました。
そして、「苦痛を強いられている選手たちを政府が確実に保護し、スケート界の真の改革に向けて、口だけでなく行動を示せば、われわれは、被害を受けた選手たちとともに真実を語る」と述べました。
さらに、「ほかの被害者たちの証言が保護されるためには、スケート界の長年の弊害勢力を匿っている一部の政治家やメディア関係者の実態が暴かれなければならない」と主張しました。
沈選手の弁護士は8日、沈選手が17歳だった2014年から平昌冬季オリンピックが開かれる直前までの4年間、コーチから性的暴行を受けたと明らかにしています。

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