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政治

韓国軍 「3軸体系」などの用語を改訂

Write: 2019-01-11 10:21:12

韓国軍 「3軸体系」などの用語を改訂

Photo : KBS News

韓国軍が、北韓の核や大量破壊兵器の脅威に対応して構築を進めている「3軸体系」などの用語を改めたことがわかりました。
3軸体系は、北韓が核ミサイルを発射しようとする際、先制的に打撃する「キルチェーン(Kill Chain)」と、北韓のミサイルを空中で迎撃する「韓国型ミサイル防衛体系」、北韓が核やミサイルで攻撃すれば韓国が報復する「大量反撃報復」からなり、英語の頭文字を取って「3K」とも呼ばれていました。
韓国軍当局によりますと、「3軸体系」の用語は、対象範囲と能力を広げて「核・大量破壊兵器対応体系」に、「韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)」は「韓国型ミサイル防衛」に、「キルチェーン」は「戦略標的打撃」に、「大量反撃報復(KMPR)」は「圧倒的対応」にそれぞれ改めたということです。
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は先月20日、文大統領に「2019年の国防業務計画」を報告した際、「3軸体系」などの用語を改めることにしたと説明していて、韓国軍は、5年ごとに策定する国防戦力の青写真の最新版「2019年から2023年までの国防中期計画」のなかで、初めて改められた用語を使ったとされます。
韓国では、去年の3回の南北首脳会談や板門店宣言の履行に向けた軍事合意などで、韓半島の軍事的緊張が緩和しているなか、北韓を必要以上に刺激する用語は改めた方が良いとする声が出ていました。
韓国軍の関係者は、「用語は改められたが、関連の戦略確保計画はいままで通り進める」と話しています。

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