最近、紙幣の寿命が長くなっていることがわかりました。
紙幣の寿命とは、一般的に新札が韓国銀行の窓口で発行されてから、長年の使用によって古くなったり、損傷したりして使えなくなって引き換えられるまでの期間のことです。
韓国銀行によりますと、2018年現在、韓国ウォンの紙幣の寿命は、1万ウォン札が121か月、1000ウォン札が52か月、5000ウォン札が43か月でした。
7年前の2011年に比べて、1000ウォン札の寿命が14か月長くなったほか、5000ウォン札の寿命が3か月長くなっています。
これについて専門家は、最近はクレジットカードや電子マネーの使用拡大の影響で現金の使用が少なくなっているため、紙幣の寿命が長くなっているものとみられると説明しています。
一方、ほかの国の紙幣の寿命を見ますと、日本の5000円札は18か月、ヨーロッパ連合の20ユーロ札19か月、アメリカの20ドル札95か月、イギリスの20ポンド札は118か月などとなっています。