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サイエンス

血液検査で認知症の早期発見

Write: 2019-01-21 10:57:55Update: 2019-01-21 11:02:01

血液検査で認知症の早期発見

Photo : YONHAP News

認知症が進んでいるかどうかを血液検査で簡単に把握できる方法が韓国の研究グループによって開発されました。
ソウル大学医学部の研究グループによりますと、この方法は血液検査でアルツハイマー型認知症を誘発するとされるタウたんぱく質の濃度を確認することで、認知症の進行状況を把握できるということです。
アルツハイマー型認知症は認知症全体の70%程度を占めていますが、脳細胞の損傷がある程度進行した状態で発見することができ、早期発見の重要性が指摘されています。
アルツハイマー型認知症の発見には現在、PET(ペット)=陽電子放出断層撮影によるCT検査が使われていますが、費用が非常に高いのが問題になっています。
新しく開発された方法は血液検査だけで進行状況を把握できることから、早期発見が可能になるだけでなく、費用の節減にもつながるものとみられます。
この研究結果は国際科学雑誌「BRAIN」の1月21日号に掲載されました。

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