２回目の米朝首脳会談に向けた実務者による協議がスウェーデンで続いています。
アメリカのビーガン北韓担当特別代表と北韓の崔善姫（チェ・ソニ）外務次官は19日午後、ストックホルム郊外のリゾート地で行われたスウェーデン政府主宰の晩餐会に出席し、協議は20日から始まりました。
ビーガン北韓担当特別代表と崔善姫外務次官は22日までスウェーデンに滞在するということです。
ビーガン氏は昨年８月に北韓担当特別代表に就きましたが、崔善姫外務次官に会うのはこれが初めてです。
19日の晩餐会は和やかな雰囲気で進められたということですが、実務者協議では北韓の非核化とアメリカの相応の措置について駆け引きが続いているもようです。
一方、会場の施設には韓国の李度勲（イ・ドフン）韓半島平和交渉本部長も滞在しています。
協議の状況次第では韓米および南北、南北米の協議が行われる可能性もあり、今後の動きが注目されています。
主要な争点に関する協議は21日までに終わるものとみられていますが、米朝、あるいはスウェーデン政府が協議の結果を発表するかどうかは分かっていません。