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社会

はしか拡大懸念 全国の感染者数30人に

Write: 2019-01-22 11:36:28Update: 2019-10-17 14:35:50

はしか拡大懸念 全国の感染者数30人に

Photo : KBS News

韓国では22日までに、はしかの感染者数が30人となり、根絶されたはずの感染症の感染拡大が懸念されています。
ソウルでは7日、30代の女性がはしかに感染していたことが確認されました。ベトナム旅行から帰国後、高熱や発疹などの症状があり、検査をした結果、はしかへの感染が確認されました。
韓国南西部の全羅南道(チョンラナムド)でも今月初め、フィリピンから帰国した30代の女性の感染が確認されました。
先月17日に大邱(テグ)で最初の患者が確認されて以降、合わせて30人の感染が確認されています。
南東部の大邱・慶尚北道(キョンサンブクト)地域が17人で最も多く、京畿道(キョンギド)が11人、ソウルが1人、全羅南道が1人となっています。
感染者のほとんどは予防接種をしていない4歳以下の乳幼児です。
大邱で確認されたウイルスの遺伝子とその他の地域のウイルスの遺伝子が異なることから、疾病管理本部は国内での感染ではないとみています。
東南アジアでは、はしかが流行しており、なかでもフィリピンでは、この1か月間で4000人あまりの感染が確認されています。
韓国は2014年に、WTO=世界保健機関から、はしかウイルスによる国内感染が3年間確認されず、はしかが「排除状態」にあるとの認定を受けていますが、海外旅行の増加などで2015年から感染者が徐々に増えています。
はしかは空気感染するなど感染力が強く、熱やせき、鼻水など風邪のような症状や発疹が出るのが特徴で、重症化すると死に至ることもあります。

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