メニューへ 本文へ
Go Top

社会

グランドキャニオンで転落の韓国人男性 支援をめぐり論争

Write: 2019-01-24 09:41:28

大統領府青瓦台の国民請願サイトに「アメリカのグランドキャニオンで転落して重体に陥った20代の韓国人青年の帰国を助けてほしい」という内容の請願が投稿されました。ネット上では支援の是非をめぐり論争が激しくなっています。
17日、国民請願サイトに掲載された内容によりますと、カナダに留学していた25歳の韓国人男性パク・ジュニョクさんは、帰国前の観光として訪れたアメリカ・アリゾナ州のグランドキャニオンで転落し、病院で治療を受けているものの、昏睡状態が続いているとのことです。
請願の作成者は「韓国に連れ戻したいが、観光業者との法的な問題と治療費の問題で不可能な状態だ」としたうえで、「国は、たった一人の国民であろうと保護するのが義務だ。帰国できるように助けてほしい」とつづっています。
請願によりますと、パクさんが治療費として現地の病院に支払わなければならない金額は10億ウォンを上回り、また、パクさんを韓国に移送するのにおよそ2億ウォンかかるということです。一方、観光業者と朴さん側は、パクさんが行ってはならない危険な場所に自ら行き、写真を撮っている最中に事故に遭ったのがどうかをめぐって争っています。
この件について、ネット上では「気の毒な状況におかれた国民を保護すべきだ」という意見がある一方で、「観光中に転落した国民の治療費まで税金で払うことはできない」との意見もあり議論が白熱しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >