世界的投資家のジム・ロジャーズ氏が、「韓半島が統一され、開放されれば、その先20年間、韓半島は、世界でもっとも注目される国になるだろう」としたうえで、北韓に投資したい意向を示しました。
ロジャーズ氏は23日、KBSの時事番組「今夜はキム・ジェドン」に出演し、「韓国と北韓に、ものすごいチャンスが訪れている。韓半島が統一され、開放されれば、その先20年間、韓半島が世界でもっとも注目される国になるだろう」としたうえで、北韓に投資したいという意向を示しました。
ロジャーズ氏は、「いま、北韓は、1981年の中国の鄧小平さんが進んだ道と同じ道を進んでいる。すべての人が変化を望んでいて、北韓も統一を望んでいて、ついに変化する準備ができた」と述べました。
北韓の経済開放について、「韓国の資本と経営技術、北韓の豊富な天然資源と安価で熟練した労働力が活用できる。北韓は中国と国境を面しているため、南北ともに未来は明るい」と説明しました。
投資のリスクについては、「北韓はすべてが安いため、投資リスクも低い」と強調しました。
ロジャーズ氏は、ジョージ・ソロス氏、ウォーレン・バフェット氏とともに世界の3大投資家の一人とされ、かねてから北韓への投資に関心を示してきました。