メニューへ 本文へ
Go Top

政治

「低い水準の合意に終わらない」 大統領府高官

Write: 2019-02-11 11:18:22Update: 2019-02-11 18:34:42

Photo : YONHAP News

大統領府青瓦台の関係者は10日、2回目の米朝首脳会談について、低い水準の合意に終わることはないだろうと語りました。
この関係者は、6~8日に行われた米朝実務者協議について、望ましい方向に動いているとしたうえで、2回目の米朝首脳会談は低い水準の合意に終わることはないだろうと語りました。
アメリカのビーガン北韓担当特別代表は6~8日に北韓のキム・ヒョクチョル)アメリカ担当特別代表と実務者協議を行い、韓国に戻ったあと、9日に青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長と会談し、協議の結果を説明しました。
青瓦台の関係者は、ビーガン北韓担当特別代表が鄭義溶国家安保室長に会った際に「韓国とアメリカは同じ立場」ということを確認したと指摘し、韓国が求めているのは「低い水準の合意」ではないと強調しました。
こうした発言は、大陸間弾道ミサイルの搬出といった限定的な合意ではなく、核兵器や核施設の廃棄まで含めた包括的な合意を目指していることを意味すると受け止められています。
一方、文正仁(ムン・ジョンイン)統一・外交・安保特別補佐官は9日、東京都内のシンポジウムで非核化の具体的な行程をまとめる必要があるとしたうえで、金正恩国務委員長が寧辺の核施設の廃棄など具体的な措置に合意すれば、見返りとして国連安保理の制裁緩和や南北の経済協力を制裁の例外措置とすることは可能だとする見方を示しました。
消息筋は、これからが本格的な交渉の始まりだとしています。
韓国大統領府の報道官は10日の記者会見で、2回目の米朝首脳会談に向けて米朝の実務者による準備協議が「17日からの週にアジアの第三国で行われる」と語りました。
協議はベトナムのハノイで行われるものとみられます。
また、2回目の米朝首脳会談を控えて、文在寅大統領とトランプ大統領が電話で会談する方向で準備が進んでいると明らかにしました。
康京和(カン・ギョンファ)外相とポンペイオ国務長官による会談も近く行われる見通しです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >