ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相が12日、平壌に到着しました。
ベトナム外務省によりますと、ミン外相は北韓の李容浩(リ・ヨンホ)外相の招待で、14日まで平壌に滞在するということです。
ミン外相は、ハノイで開かれる2回目の米朝首脳会談を控えて、金正恩国務委員長のベトナム訪問の日程に関連して、警護や受け入れ態勢などを李容浩外相らと協議するものとみられます。
北韓とベトナムは伝統的な友好国で、ベトナム側は金正恩委員長を国賓待遇の公式訪問として受け入れることも検討しているとされています。
金正恩委員長の国賓待遇の公式訪問が決まれば、北韓の最高指導者としては金日成主席以来、54年ぶりの国賓訪問となります。
北韓の李容浩外相は去年11月にベトナムを訪問しましたが、当時、市場メカニズムの導入や対外開放など、ベトナムのドイモイ政策に大きな関心を示したとされています。