韓国西部、忠清南道(チュンチョンナムド)が日本企業から2000万ドルの投資を誘致することになりました。
忠清南道の梁承晁(ヤン・スンジョ)知事が18日、発表したところによりますと、日本のプラスチック加工メーカー・伸興化成と韓国の床材メーカー・東新ポリマー、それに忠清南道洪城(ホンソン)郡が投資誘致に関するMOU=了解覚書を締結したということです。
MOUによりますと、伸興化成は、向こう5年間、2000万ドルを投じて、系列会社の東新ポリマーに高級床材タイル工場を増設します。
忠清南道は、これによって3000億ウォンの売り上げ、3000億ウォンの輸出、80人の雇用が創出されると期待しています。
梁知事は、「今回の投資をきっかけに、これまで外国企業の投資が足りなかったこの地域により多くの投資が行われ、地域経済のバランスのとれた発展につながることを期待する。伸興化成の投資が成功するよう積極的に後押ししたい」と述べています。
東新ポリマーは、1994年に韓国と日本が合弁で設立した床材メーカーです。
年間の売り上げは1500億ウォンで、売り上げの80%を輸出し、去年の貿易の日には輸出拡大に貢献した企業に贈られる「輸出の塔」を受賞しています。