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韓半島

米 非核化の相応措置として金剛山観光認めるか

Write: 2019-02-19 13:01:08

米 非核化の相応措置として金剛山観光認めるか

Photo : KBS News

北韓が2回目の米朝首脳会談で実質的な非核化措置を約束する場合、アメリカが金剛山(クムガンサン)観光の再開を相応の措置として認める可能性があるとみられます。
韓国政府の当局者が18日、明らかにしました。
それによりますと、「アメリカは依然として非核化が完全に行われるまで制裁緩和はないとしているが、北韓が検証可能な方式での寧辺(ヨンビョン)の核施設の廃棄など実質的な措置を取る場合、金剛山観光の再開のための制裁緩和を検討する可能性がある」ということです。
匿名ではあるものの、政府当局者がアメリカの制裁緩和の可能性について触れたのは初めてです。
アメリカは最近、多様なルートで、北韓が実質的な非核化措置を取る場合、制限的な制裁緩和を検討し得るというメッセージを北韓に送っています。
ポンペイオ国務長官は13日、アメリカのCBSとのインタビューで、「制裁緩和の見返りとしてよい結果を得ることが、アメリカの全般的な思惑だ」と話しています。
アメリカの外交・安全保障専門家の間で、制限的な制裁緩和として金剛山観光の再開が取りざたされているのは、トランプ政権が、国連安全保障理事会の北韓制裁決議や民主党が過半数を占める下院の圧力のなかで制裁緩和として出せる唯一のカードが金剛山観光の再開だからです。
専門家らは、2回目の米朝首脳会談で北韓を実質的な非核化に導く誘引策として、どんな形であれ、南北の経済協力の再開が議論されるとみています。
文正仁(ムン・ジョンイン)統一・外交・安保特別補佐官は18日、読売新聞とのインタビューで、「アメリカ側が見返りとして検討しているとされる平壌への連絡事務所の設置や、法的拘束力の弱い韓国戦争の終戦宣言だけで北韓は満足しないだろう。 北韓に外貨収入をもたらす開城(ケソン)工業団地と金剛山観光など南北協力事業を国連制裁の例外措置として認めなければ、非核化に消極的になるだろう」と指摘しました。

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