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韓半島

イタリア外務省 「亡命説の北韓外交官の娘の送還は事実」

Write: 2019-02-21 13:32:13Update: 2019-02-21 16:28:17

イタリア外務省 「亡命説の北韓外交官の娘の送還は事実」

Photo : KBS News

北韓のイタリア駐在大使館のチョ・ソンギル大使代理の行方が 去年11月、わからなくなったあと、チョ氏の娘が、平壌に送還されていたことを、イタリア外務省が明らかにしました。
イタリアの日刊紙「ラ・レプブリカ」などによりますと、イタリア外務省は現地時間の20日、北韓大使館から去年12月5日、チョ氏の娘が帰国したという通知を受けたと明らかにしました。
北韓の通知では、去年11月10日にチョ氏夫妻が北韓大使館を離れたあと、チョ氏の娘が祖父母に帰国したいという意向を伝えたため、11月14日に大使館職員が同行して平壌に帰ったという説明だったということです。
ところで、2016年に脱北して韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元イギリス駐在北韓公使は20日、チョ氏の娘が、去年11月にイタリアから平壌に強制送還されたことを複数のルートから確認したと明らかにしています。
これについて、イタリアのディステファノ外務次官はフェースブックで、「チョ氏の娘が北韓によって拉致されたという主張が事実と判明すれば、重大な事件になるだろう。責任あるものが責任を取るべきだ」とコメントしました。
またAP通信によりますと、「イタリアのモアベロ・ミラネージ外相は、チョ氏の娘が北韓に強制送還されたのかどうかを調べている」と明らかにしたということです。
チョ氏をめぐっては、イタリアの情報機関が保護しているとされる説や、アメリカに亡命したとされる説などが浮上していますが、チョ氏夫妻の行方は依然としてわかっていません。

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