メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

米大統領補佐官 米朝首脳会談の直前に韓国訪問

Write: 2019-02-21 15:04:42Update: 2019-02-21 15:41:37

米大統領補佐官 米朝首脳会談の直前に韓国訪問

アメリカのボルトン国家安全保障担当大統領補佐官が今週末、韓国を訪れるとされ、米朝首脳会談を直前に控えて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の仲立ち役が、米朝の非核化交渉にどのような影響を及ぼすかに関心が集まっています。
アメリカのCNNが現地時間の20日、複数のアメリカ政府関係者の話として報じたところによりますと、2回目の米朝首脳会談に関する協議のため、ボルトン補佐官が今週末、韓国を訪れるということです。
CNNは、今回の訪問は、アメリカの官僚らが2回目の米朝首脳会談に向けて詳細を詰める努力の傍らで行われるものだと伝えました。
大統領府青瓦台は21日、こうしたCNNの報道について、事実かどうか確認はできないとしています。
ボルトン補佐官が韓国を訪問すれば、カウンターパートの青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長と会談するとみられます。
文大統領が、仲立ち役としてぎりぎりまで力を入れているのは、「北韓への制裁緩和」とされます。
文大統領は19日のトランプ大統領との電話会談で、「北韓の非核化措置への相応の措置として韓国の役割を活用してほしい」と述べ、鉄道・道路の連結事業や経済協力事業で役割を果たす覚悟ができていると強調しています。
こうした「経済協力のテコ」は、北韓への制裁が緩和されることが前提となります。
トランプ大統領は、この電話会談の後、ホワイトハウスの記者団に対して、「完全なる非核化が必要だ。経済制裁が継続しているなか、私は急いでいない。差し迫った期限はない」と述べています
これについて、一部では、北韓の非核化問題に段階的にアプローチするという姿勢を表明したとの見方が出ています。
文大統領としては、ボルトン補佐官の韓国訪問など、米朝首脳会談の直前までの韓米の緊密な連携によって、北韓制裁の緩和で何らかの成果を出せるよう、全力を尽くすとみられます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >